フランス、ギリシャのユーロ離脱で約800億ユーロの損失被る可能性

フランス、ギリシャのユーロ離脱で約800億ユーロの損失被る可能性
 [パリ 15日 ロイター] 15日発表されたリポートによると、ギリシャがユーロ圏を離脱した場合、フランスの納税者は最大664億ユーロの負担を強いられ、仏銀は200億ユーロの融資関連損失を被る可能性がある。

 仏リールのIESEGスクール・オブ・マネジメント調査責任者、Eric Dor氏は、リポートの中で、ギリシャの離脱によって、他のユーロ圏加盟国に対するギリシャ債務は少なくとも部分的に失われると指摘。

 これらの債務には、相対融資や、欧州金融安定ファシリティー(EFSF)を通じた融資、欧州中央銀行(ECB)が保有するギリシャ債務、ユーロシステムの決済システム「ターゲット2」における債務が含まれるとの見方を示した。

 フランスの負担は、全体の5分の1強に相当する約664億ユーロとしている。

 同氏は「デフォルト(債務不履行)が債権者の全損失につながることはまれだ。損失はこの上限のわずかになる可能性もあるが、いずれにしても数百億ユーロになる見込みだ」としている。

 また、仏銀のギリシャ債務へのエクスポージャーは397億ユーロで、ギリシャがユーロ圏から離脱した場合、新通貨の価値が対ユーロで50%程度下落し、198億ユーロの損失につながるとの見方を示した。

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